2018年11月04日

高山村・一茶ゆかりの里「一茶館」へ、行く

思い立ってと言おうか前々からと言おうか、とにかく高山村の一茶館に行ってみたかったので、貴重な日曜休み(11月も何かと忙しく日曜出勤の可能性もあるので)行ってきました。
前々から行きたかったので、Google mapで自宅からどのくらいの時間で行けるか調べてあり、それによると菅平を越えれば一時間半も掛からないとのこと、もちろん車で、です。
4ナンバーの軽なので、後ろの荷物スペースに愛車のダホンボードウォークを積み(これがちょうど良いスペースなのです)、自宅を出ました。
スポーツ車で全て自走としないこのような車載は、長距離の移動は車で、短距離の移動は自転車で、と非常に最適な方法です。ただ輪行と違い、必ず車を置いた場所に戻って来なければならない不便さもありますが…。

旧型の軽自動車で菅平越えに多少の不安はありましたが、難なく高山村村内に。
自転車を積んで来たのですからどこかで「デポ」して、そこから自走で一茶館へ向かおうと思ったのですが、なかなか適当な場所がなく、そうこう考えているうちに一茶館に到着してしまいました。

高山村・一茶ゆかりの里「一茶館」へ、行く
【紅葉したツツジに囲まれたミュージアム】

駐車場に車を停めていると、何台かも同じように駐車場に入ってきます。開館時間の9時を一時間ほど回っていますが、お客は多いようです。
受付で入館料を支払っていると、今日は蕎麦祭りがあり蕎麦が振る舞われるとのこと。入館料で賞味できるようです。
そういえば館の回りに「そば祭り」の幟がいくつも立たっていました。

高山村・一茶ゆかりの里「一茶館」へ、行く
【リーフレット】

一茶の人生は、実母を幼い頃に亡くし、ソリのあわない継母に育てられ、唯一優しかった祖母が亡くなると江戸へ奉公に出され、過酷な幼少期を過ごします。
結婚を三度しますが、若い細君は早死し、生まれた子どもたちは幼くして亡くなってしまいます。
継母や兄弟との遺産相続争いなど、波乱万丈でした。
そのようでしたから、生涯孤独で、幼少期の体験や子どもたちを幼くいて亡くしたことが、一茶の句に「子」を詠んだ俳句が多い理由だと思いますし、そのどれもが優しい気持ちで溢れているような気がします。

そういう一茶ですが、一茶の頃の俳諧界の番付には東西の番付には一茶の名前はありません。その位置は行司になっています。それは最高峰であったということです。

展示を眺めながら時を過ごすと、そばの振る舞われる時間に。
そばは、高山村で滞在した久保田家の離れ家(復元)で振る舞われました。

高山村・一茶ゆかりの里「一茶館」へ、行く
【逗留した離れ家】

蕎麦を久しぶりに食べた気がします。しかも新そば。

高山村・一茶ゆかりの里「一茶館」へ、行く
【離れ家の内】

離れ家の中でそばを食しました。

高山村・一茶ゆかりの里「一茶館」へ、行く
【蕎麦】

大変美味しかったです。

土産物を何点か買い、一茶館を後にしました。また訪れたいところです。

高山村・一茶ゆかりの里「一茶館」へ、行く
【土産品】

そのまま小布施までいき、道の駅おぶせでデポして自転車を走らせようかと思いましたが、どうも肩の調子がよくありません。
実は、先週の土曜日に野沢公民館で「クラシック音楽入門」のあとから肩が痛くなり始めました。でっかいテオルボの練習で無理をしたのかも。
そんなわけで、ポタリングは諦め、帰路の菅平越えに。

高山村は北信、小諸は東信、非常に遠いイメージがありますが、走行距離は往復130キロ。二時間半あれば行って帰れます。
午後から天気を悪くなり、早めに帰宅して良かったかなと思います。 


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