2019年07月28日

ガンバ合宿二日目の講師レクチャー

日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会主催による夏期講習会、二日目にはリュート奏者及びガンバ奏者である坂本龍右氏によるレクチャーがおこなわれたので行ってきました。昨日の講師演奏会と同様、こちらも一般公開でしたので、「ガンバ合宿」参加者でなくても聴くことができます。

レクチャーの内容は、『ガンバのレパートリーにおける「編曲」について』
下の画像がレジュメです。


【レクチャーレジュメ】

最初に近年発見されたガンバコンソートの曲についての話がありました。
それはイタリアの曲とのこと。これは驚きであり、何故ならイタリアにおいてガンバコンソートは皆無であったという通説が、この発見によって覆されたからです。
この曲を、結成して30年という女性だけのガンバコンソートで演奏されました。

他にレクチャーのメインである「編曲」について、氏の関西弁も相まって興味深く聴くことができました。特に有名なバッハのマタイでの元リュートパートであったガンバパートについて、本業であるリュート奏者の立場からの話は面白かったです。

内容をいちいち記すのは避けますが、一時間があっと言う間のレクチャーでした。  


Posted by semc1600 at 08:02Comments(0)その他