2021年06月26日

尺八と箏のミニコンサート

久し振りに「音楽のまち・こもろ ミニコンサート」に行ってきました。
コロナで中止になっていた時期もあったわけですが、ホントに久し振りです。


【小諸市文化センター】


【ステージ】

このミニコンサートが催されている市民交流センターがコロナワクチン接種の会場となった為しばらく使用中止になり、その間場所を小諸市文化会館ホールに移しています。

久し振りに行く切欠になったのは、出演が佐久古楽合奏団でバス・ガンバを弾いている佐藤さんだったからです。
とは言っても弾くのはガンバではなく、ご夫婦で、佐藤さんは尺八、奥様は箏という邦楽の演奏です。


【チラシ】

佐久古楽合奏団でも、ガンバを尺八に持ち替えての演奏も披露しています。

邦楽の定番曲をプロはだしの演奏でとても楽しめました。
八橋検校の六段では、この曲がバロック時代と同時期の曲という説明があり、そういえば、六段は変奏曲で、ルネッサンス・バロック時代のディファレンシスという形式を思いました。ディファレンシスは変奏曲のことです。
六段が、このディファレンシスの影響を受けているという説もありますが、どうなんでしょう?

さすが佐藤さん、素晴らしい演奏を堪能しましたが、ただひとつだけ残念だったのはマイクを通したこと。
会場の広さからすれば、増幅は仕方がないかもしれませんが、使うならダイナミックレンジの広い音響設備を使ってもらいたいと思いました。

電気的に増幅された音は、微妙な音程や揺らぎなど邦楽の良さを消してしまい、どんなに良い演奏も正月のデパートの初売りにバックで流れる「春の海」になってしまいます。

音楽のまちを標榜するなら、できるだけ生音を再現できる設備、そういうところに気を使ってもらいたかったです。  


2021年06月17日

製作依頼中のテオルボ

海外の楽器製作家に製作を依頼したテオルボの途中経過の写真が送られてきました。
ほぼ形になっていますが、まだ糸蔵と拡張バスのネックは取り付いていません。

ストップ弦の弦長が76cmくらい、ドローン弦の弦長が150cmくらい(ちょっと曖昧)の、テオルボとしては中庸の大きさです。17世紀イタリアの製作家マッテオ・セラスのものをモデルとしているようです。
なぜ、このくらいの大きさにしたかというと、ストップ88cmくらい、ドローン180cmくらいの大型テオルボを弾いたことがあるのですが、体に負担がかかり暫く肩から背中にかけて痛くなった為です(テオルボはもっと大きなものもあったらしく、その大きいものが普通であったらしい)。



完成までにはもう少し時間が掛かりそうです。  


2021年06月12日

再び、サンチ(Fruit & Bread SANCH)

ブログ管理人です。

サンチ(Fruit & Bread SANCH)のサンドイッチ、先日はフルーツとクリーム系のサンドイッチでしたが(この記事参照)、今回はちょっとした軽食になり得るものをチョイス。

左から、

柔らか厚切りヒレカツサンド
軽井沢ソーセージ使用!キーマ&ソーセージ
お花畑なコブサラダ
タルタル海老カツサンド


【サンドイッチ4種】

先々週から先週頭まで続いた深夜の仕事で、その週跨ぎの土曜日には信州ルネッサンスの出演もあり、疲労からなかなか体の調子を取り戻すことができなかったのですが、この週末の2連休でなんとか体調も回復しそう。深夜は老体には堪えます…。  


2021年06月11日

発芽珈琲を飲んでみた

発芽珈琲を貰ったので飲んでみました。



とその前に、発芽珈琲とは何ぞや?
パッケージにQRコードがあったのでカメラをかざしてみると、この会社のURLが案内されます。
イミー株式会社という上田市の古安曽にある会社が作っているらしい。古安曽というと、数年上田市に住んでいた僕としては馴染みのある場所ですか、その頃に聞いたことがない会社名でした。
会社概要をみると、平成15年設立とあるから、僕の住んでた頃からはるかに後の時代なので知らない訳でした。
そもそも発芽珈琲というものが初耳でした。発芽なんとか、発芽玄米とかそういった名前は聞いたことはありますが、コーヒーにもあったのか。



発芽珈琲は発芽したコーヒー生豆を焙煎したもので、発芽したことで、栄養成分が有用に変化し、味が向上、まろやかで飲みやすくなるということらしいです。

正直なところ味オンチなボクには、その違いがよくわかりませんが、日頃のインスタントコーヒーから、特別なコーヒーを味わえた筈です。  


2021年06月09日

「Fruit & Bread SANCH」サンドイッチ5種

ブログ管理人です。

この前の日曜日、先月佐久インター近くにできた「サンチ」のサンドイッチを食しました。



左上から、

プレミアムいちごみるくサンド 

SANCHのフルーツサンド

厚切り柔らかヒレカツサンド

右上から、

ブルーベリーチーズケーキ

いちごのティラミス風サンド


その日は開店から間もないのか、かなりの混みよう。整理券購入でひとり5つまでの縛りが。

東京から進出してきたお店かなと思いましたが、本店は長野市のようてます。

美味かった!

お店のHPは→こちら  


2021年06月08日

【動画】ホワイトヘッド氏のアルマンド

「信州ルネッサンス2021」パフォーマンスステージ、佐久古楽合奏団の演奏の中から一曲を公開します。
ルネッサンス期を代表するリュート歌曲作家であったイギリスのダウランドが1604年に出版した「ラクリメ、または7つの涙」という器楽曲集の中から、21番目の「ホワイトヘッド氏のアルマンド」です。

この曲集は、ヴィオール5本とリュート1本という編成になっていますが、佐久古楽合奏団の演奏ではリュート抜きです。なぜリュート抜きかというと、リュート担当であるこのブログ管理人のボクが弾けないからです。
リュートパート、かなり難しいです。それでも曲集のタイトルであるラクリメのうちの「ラクリメ・アンティック」は何とか弾けるようになりました…かな…?

動画はメンバーのHさんが撮ってくれていました。


【ダウランド/ホワイトヘッド氏のアルマンド】

ちなみに、この曲のオリジナルの譜面です。
一枚に各パートが逆さまになっていたり横になっていたりしますが、これはこの譜面をテーブルの上に開いて、それを囲むようにして演奏できるからです。
みんながそれぞれに譜面を持ち寄る必要がないわけです。



カンタスとアルトが正面だとすると、向かい側にテナーとクインタス、左側にバス、右側にリュート、それぞれの演奏者が位置するわけです。  


2021年06月06日

信州ルネッサンス2021、パフォーマンスステージを終えて

前日の雨から一転、汗ばむほどの好天に恵まれ「信州ルネッサンス2021」は盛況でした(「野外ステージひびき」では野外イベントが催されていました)。


【野外ステージ】

そしてその翌日、すなわちこのブログを記している今日は梅雨入りを思わすような曇天(その割には梅雨入りはまだ発表されず)。
佐久古楽合奏団が出演したその「その信州ルネッサンス2021」の「ホールこだま」でのパフォーマンスステージの模様が、信州国際音楽村のYouTubeチャンネルで配信されています。

ステージパフォーマンスの模様は⇒こちら

佐久古楽合奏団のステージは、2時10分頃からです。


【佐久古楽合奏団の模様】

いつまで配信されているかはわかりませんが、佐久古楽合奏団の演奏のみでなく、色々な団体のパフォーマンスをぜひご覧頂きたいです。
なお、、野外ステージでのパフォーマンスは、丸子テレビが生中継をおこなっていたようです。


多くの団体が出演する中の一団体として出演するのは、小海町での「100年の森コンサート」以来、且つ、久し振りのステージで緊張しましたが、良い刺激になりました。
演奏するものにとって、緊張、刺激が得られる演奏発表は絶対不可欠なものですね。


【室内ステージ】

佐久古楽合奏団のステージ終了後、僕のほうはギタリストの尾尻さんの「音楽村ギターアンサンブル」の演奏を聴いた後、そのアンサンブルのかたのお宅のローズガーデンを見に行くのをかみさん(「音楽村ギターアンサンブル」の一員として演奏」)に誘われていたので行きましたが、それはアンサンブルの打ち上げだったらしく恐縮しました。このアンサンブルとの関わりの深い、佐久古楽合奏団のメンバーでもある楽器製作家の石井さんも来てました。
演奏後のああいった打ち上げも良いなと思いました。


【おもてなしに恐縮】

石井さんは今回のステージで主だった演奏活動は引退ということで、音楽村ギターアンサンブルの皆さんも、そのステージを聴いたそうです。


そう言えば、6、7年前、この尾尻さんのギターアンサンブル(教室)の新年会にかみさんに誘われて付いて行った時に、そこにアンサンブルが活動している音楽村の館長の南沢さんと石井さんも来ていて、その新年会の最中に石井さんに電話が掛かってきた相手が、以前職場で一緒だった、現在佐久古楽合奏団団長の石川くんでした。
この偶然の久し振りの出会いが、今の佐久古楽合奏団に繋がっているんだと思います。

ほんと、人との関わりは面白いものです。