2022年11月12日

ブログを移行しました!!

ブログを移行しました。
このブログは、2017年1月~2022年11月までのアーカイブです。
新規ブログは下記リンクから。
The Saku Consort  


Posted by semc1600 at 17:13Comments(0)告知Ⅰ.佐久古楽合奏団

2022年07月10日

白樺高原音楽祭『クリスピージャム'22』

直近のコンサート出演である「白樺高原音楽祭クリスピージャム22」に向けて練習をしています。
8つの団体が出演しますが、我々は5番めに出演、ちょうどお昼時になります。

会場は「たてしな野外音楽堂」
キッチンカーもいくつか出てるらしいので、食しながら、爽やかな高原で音楽を楽しんでみては如何でしょうか。

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白樺高原音楽祭『クリスピージャム'22』



日時 : 7月23日(土)9:30〜15:00
場所 : たてしな野外音楽堂
参加協力費 : 1,000円 子ども500円
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佐久古楽合奏団は5曲演奏しますが、その中の一曲を。
当日の演奏のものとは違いますが、歌、4声のガンバコンソート、ハープ、リュート の編成で、佐久古楽合奏団が演奏する用です。

パーセル/もし愛が甘い情熱ならば


「長野県立科町公式Twitter」より

  


Posted by semc1600 at 05:59Comments(0)告知Ⅰ.佐久古楽合奏団

2022年06月29日

「音の形」展示会に向けて

しばらくブログの更新が疎かになってしまいましたが、佐久古楽合奏団の活動は順調です。

先の記事でも触れているように、須坂市にある田中本家でのコンサートを5月の連休中におこないました。その事については、早めに記事で報告しようと思いつつ、なかなか更新ができませんでしたが、記憶が薄れないうちに報告したいと思っています。

5月はそのコンサートがあり、6月は、10月の石井栄氏の楽器製作家50年記念の展示会でのコンサートに向けての合宿をおこないました。

先日の練習時、石井さんより展示会のチラシが出来上がったとのことで持って来て頂きました。
それが↓です(内容を詳しくお伝えする為、画像をクリックすると大きく表示されます)。

 
【音の形】
〜手工弦楽器展&コンサート/古楽器からモダンギターまで 弦楽器製作50年の旅〜


展示会期間中(2022.10/1~10/16)の土日は、石井さんと縁のある演奏家のコンサートがあります。石井さんの展示会の為に協力したいと集まって来て頂いた皆さんです。

石井さんも所属する佐久古楽合奏団も時間を頂き、展示会初日の土曜日に演奏します。
  


Posted by semc1600 at 14:07Comments(0)告知Ⅰ.佐久古楽合奏団

2022年05月04日

もちづきあったかコンサート その2/2

前回の投稿から日が経ってしまいましたが、「もちづきあったかコンサート」の続きです。

披露されたオルガンは手作り感満載で、中を覗うことができます。
「パイプオルガン」の「パイプ」は二種類あって、ひとつは木で、もうひとつは金属でできていて、それぞれを別に、あるいは一緒に鳴らすことによって3種類の音色をつくることができます。
音色の切り替えはオルガンの横に二つのボタン(ストップ)で操作します。

このパイプの原理はリコーダーと同じで、パイプにリードがあり、空気を吹き込むことによって音が出る仕組みです。リコーダーは穴が空いていて、それを指で塞ぐことによって擬似的に管の長さを変えることによって音程を得ますが、パイプオルガンはパイプ一本ごとに音程があり、それぞれに空気を送ることによって音程を得ます。


【入り口の案内】

オルガンの外観。人の背丈よりちょっと小さいくらい。


【製作者による説明中】

下の写真は、二種類のパイプです。


【金属のパイプ】


【木のパイプ】

構造を覗いてみます。


【鍵盤の先の方】


【パイプに空気を送る管】


【音色を変えるレバー(ストップ)】


【空気を送る管とフイゴ】

フイゴは人力で操作するのではなく、機械によって空気が送られています。重しが載せてありました。


【鍵盤】


【場所にマッチ】

パイプオルガンは自由に弾かせてもらえました。
下の写真は、女の子が弾いています。


【お子様の演奏1】


【お子様の演奏2】



【皆が興味津々】

ガンバで参加した、佐久古楽合奏団の団長も、ガンバについての説明をおこなっています。


【トレブルガンバの説明】

というわけで、パイプオルガンの演奏のほか、マリンバやリコーダー、ガンバによる演奏で、約2時間が楽しく過ぎました。


さて、このブログを書いているのはゴールデンウィーク真っ直中の5/4ですが、昨日、須坂市の田中本家でおこなわれた「音の庭コンサート」に、下見を兼ねて(佐久古楽合奏団は今日演奏)行ってきました。
そのことは次の記事で報告します。

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田中本家「音の庭コンサート」
5 / 4(水)pm2:00〜

佐久古楽合奏団プログラムと解説

1.ダルツァ/カラタ アラ スパニョーラ

2.ダウランド(モーリー編)/涙のパバーヌ

3.ジェンキンス/エア

4.カー/イタリアン・グラウンド

5.作曲者不詳/グリーンスリーブスによるグラウンド

6.イギリス伝承曲/スカボロ・フェア

7.レグレンツィ/ソナタニ短調

8.パーセル/もし愛が優しい喜びであるなら

9.パーセル/美しい島

1:カラタ/軽快なスペインの踊り。
2:パバーヌ/二拍子のゆっくりした踊り。名残として結婚式の入場行進(躊躇いの歩み)。ブロークン・コンソートでの演奏。
3:エア/歌謡的・叙情的な声楽曲または器楽曲。ホール・コンソートでの演奏。
※コンソートは、ホール・コンソート(同族楽器によるアンサンブル)とブロークン・コンソート(広義には(注)二種類以上の異種楽器によるアンサンブル)がある。
(注)ブロークンは、吹奏楽器、擦弦楽器、撥弦楽器によるアンサンブルで、リコーダー、トレブルとバスのヴィオール、リュート、シターン、バンドーラが典型。
4、5:グラウンド/リズムや音程・和声が反復される楽曲。特に低音およびその上の和声進行を特定のリズムパターンとともに反復する形式。
7:ソナタ/明確な定義はなく、器楽曲の総称。古典派以降の多楽章ソナタとは別物。
8:シェイクスピアの「真夏の夜の夢」を基にした歌劇「妖精の女王」の第三幕で歌われるアリア。
9:「キング・アーサー」の中で歌われる、最も有名なアリア。

(ひこ記)  


2022年04月26日

もちづきあったかコンサート その1/2

ゴールデンウイーク中に田中本家でおこなわれるイベントがホームページに告知されました。
佐久古楽合奏団の出演は、5/4です。

田中本家イベント


【スクリーンショット】


日曜日、その本番に向けての練習を午前中にし、みんなで昼食を済ませた後、午後2時からおこなわれた「あったかコンサート」に行ってきました。


【当日のフライヤー表】


【当日のフライヤー裏】

望月在住の音楽愛好家のコンサートに団長も出演するということで出掛けたわけです。
このコンサートは、やはり望月在住のかたが製作された小型のパイプオルガン(ポジティブ・オルガンという)のお披露目ということでもあったようです。

場所は多津衛民藝館というところ。
ここはNPO法人で、自己を生かす教育・手仕事の大切さ・美と真の暮らし・平和への願いなどを一貫して説き続けた初代館長小林多津衛氏の意志を受け継ぎ、また、小林氏の蒐集した陶磁器・布などのコレクションや書籍を紹介するために、大勢の賛同者の協力を得て建設(多津衛民藝館HPによる)されたとのこと。

道案内の標識を見落としたら、ちょっと辿り着けないような山の中にあります。
ここでは、佐久古楽合奏団の前身となるユニット、現団長と僕、それに打楽器担当の女の子でコンサートをおこなったことがあります。僕にとってはそれ以来の訪問でした。

(「もちづきあったかコンサート その2/2」につづく)  


2022年04月18日

合同練習、米寿祝、地区清掃

土曜日、「混声合唱団Chor VIVE」さんとの練習に行って来ました。
合唱群と古楽合奏群の、初めての合同練習です。

古楽合奏群が参加する曲は、
バッハのBWV229が、フラウト・トラベルとヴィオラ・ダ・ガンバ、オルガン、そしてリュート、
バッハのBWV106が、リコーダーとヴィオラ・ダ・ガンバ、オルガン、リュート、
ブクステフーデのBuxWV15が、ヴィオラ・ダ・ガンバとオルガン、リュート。
というわけで、僕はリュートで参加します。


【フライヤー】

この練習をしている本番は、コロナの影響で二年ほど先送りになっていたもので、今年の5月にやっと本番を迎えられるというわけです。しかし、まだコロナの感染状況が不安定な中、場合によっては無観客でおこなうことも考えているようです。

リュートでの参加にあたり、和音を鳴らせればいいかなと思っていたのですが、これがなかなか難しく、バスパートを重ねて入れるという安易なことにしました。

この合同練習は一回こっきりで、5月の本番ということになります。

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練習は午後3時頃終わり、夜は僕の母の誕生日、米寿のお祝いで、ファミリー食事会でした。
場所は「クレッセント」です。
母とうちの家族、それと妹の6人。

事前の予約、料理はひとりでやっているということで、コース料理限定でということでした。四品にデザートが付いて満足な食べごたえ、美味しく頂きました。


【ドリンク】


【サラダ】

その他の写真は、食べるのに集中して撮り忘れ…。

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翌日曜日は、地区の道路清掃と河川清掃があり、道路清掃は家人が、河川清掃には自分が参加しました。
コロナで団体の行動が出来ず中止となったことがあったのですが、ワクチン接種や、コロナの対処などの理解が進んできているということで実施、手っ取り早く終了。

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午後からはゴールデンウイーク中の田中本家でのコンサートに向けての佐久古楽合奏団の練習。

曲目は、

ダルツァ/カラタ アラ エスパニョーラ(リュート独奏)
ダウランド(モーリー編)/涙のパバーヌ
ジェンキンス/エアー
カー/イタリアン・グラウンド
作曲者不詳/グリーンスリーブスによるグラウンド
作曲者不詳/スカボロ・フェア(ハープ独奏)
レグレンツィ/ソナタ二短調
パーセル/もし愛が甘い情熱ならば
パーセル/美しい島

と、充実した?プログラムです。

このふたつのコンサートが終われば、石井さんの楽器展示会で演奏するプログラムをみんなで決めていかなければなりません。

それについては適切な時期に後ほど。
  


2022年03月27日

「音の庭」コンサートへ向けて

3/19の記事でお知らせしたコンサートに向け練習をおこないました。場所は岩村田の民間の施設。
長野県のまん防措置が解除されたことにより、4月からは公共施設が借りられることになったので、再びまん防措置が発令されない限り、いつもの場所での練習になります。
おそらく、6/18にもコンサート(正式に決まりましたらまたお知らせします)があることを見越して、毎週水曜日と日曜日の二回、5月いっぱい予約しました。
週二の練習はハードですが、仕事関係上日曜日参加が不可能な団員もいるので、出来るだけ練習機会を増やしたいということです。


【ジェンキンスのエアを練習中】


さて、直近のコンサートは5/4。そのフライヤーが送られてきました(下の画像)。5月の連休中に5つのコンサートが催されます。
自分たちのコンサートの前日と後日にも、個人的に聴いてみたいコンサートがあります。小諸から須坂まで3日間行くのは大変ではありますが…。

下の画像はクリックで大きく表示されます。

以下、演奏予定の曲目です。

ダルツァ/スペイン風のカラタ(リュート独奏)
ダウランド(モーリー編)/涙のパバーヌ
ジェンキンス/エア
カー/イタリアン・グラウンド
作曲者不詳/グリーンスリーブスによるグラウンド
作曲者不詳/スカボロ・フェア(ハープ独奏)
レグレンツィ/ソナタ二短調
パーセル/もし愛が甘い情熱ならば(「妖精の女王」より)

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囲炉裏の間 音の庭コンサート 佐久古楽合奏団の部
5/4(水)緑の日 午後2時開演
田中本家博物館
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2022年03月19日

演奏の依頼

久し振りのブログ更新です。

長野県のまん延防止措置が解除されたと思ったら、解除後から新型コロナ陽性者が増えつつあるようなと感じていた通り、今日は500人を越えたと先程のニュースが言っていました。
公民館など、官庁の施設は新規利用の受付は中止のまま、拠点としている佐久の公民館もそのような状況。幸い2月までは予約がしてあったので、まん防中も利用できていたのですが、その予約が切れた3月に入り、佐久古楽合奏団の練習場所がない状態となりました。

2月終わりと3月初めにはコンサートがふたつ予定されていましたが、長野県下のコロナ陽性者が増えている為に中止になりました。公民館を予約してあったのもその練習の為でした。

そういった中、コンサートの依頼がありました。団員もコロナのせいでそれぞれが忙しくしていて、団のLINEも動きがなく、はたしてどうしようかということになったのですが…。
せっかく演奏依頼があったのだから、中止にならない限り、確実に参加できるこの依頼を知った時点の団員でやることにしました。コロナ禍では全員に声を掛けることさえ気が引けます。

練習場所は、市の施設は使えないので、民間の施設を利用。演奏はゴールデンウイーク中のいづれかの日です。

詳細は後ほど…、
と書いたところで、この3月中旬から公民館の利用受付が可能になったという知らせを受けました。喜ばしいです。


さて、三連休ということで中日となる日曜日の練習は避け土曜練習に。
この週末は高校野球も始まり、日曜日には伊那駅伝があり、テレビでのスポーツ観戦が楽しみです。
特に注目しているのは、世界カーリング。日本代表で「中部電力」が出場します。
ちょっと待て、カーリングといえば北京オリンピック銀メダルの「ロコ・ソラーレ」ではないのかと、にわかファンのかたは思うかもしれませんが、世界カーリング選手権には「中部電力」が出ます。かつてはロコ・ソラーレのスキップ藤澤選手や、NHKのカーリング放送で解説を努めた市川さんが在籍していたという強豪です。

伊那駅伝も楽しみ。三年生が抜けた一、二年生だけの大会になるので、注目です。  


Posted by semc1600 at 19:22Comments(0)告知Ⅰ.佐久古楽合奏団

2022年01月02日

謹賀新年 ~年末年始のこと~

無事に新しい年を迎えることができました。
仕事はサービス業なので年末年始休みというものはなく、カレンダー通り土日にあたる元日と二日だけなので普通に業務をこなし、紅白を観て初詣に行きと、正月の雰囲気は節目として感じるようにしていました。

佐久古楽合奏団としては、24日には急な依頼による共同作業所での演奏、25日には団メンバーのHさん主催する会のクリスマスコンサートでの演奏がありました。

グリーンスリーブス、レセルカーダ、主よ人の望みの喜びを(リュートソロ)、クリスマス曲を五曲ほど、約40分ほどの演奏でした。
正直なところ、急な依頼でしたので、作業所の皆さんによろこんで頂けるか心配でしたが、あとで所長さんからです話を聴いたところ好評だったようで安心しました。

25日の演奏は、会の皆さんの発表のあと、ゲスト出演ということでクリスマス曲を中心に数曲を演奏しました。会場の空調の変化が激しく調弦に苦労しましたが、じゅうぶんパフォーマンスを発揮できたと思います。


【演奏の様子】


【会場の様子】


団の練習は、通常練習の日曜日の午後と、28日に特別練習日を設けておこない、それが年内最後の集まりになりました。
再開は1月5日、駒の里でおこないます。
2月27日の「こだまミニコンサート」へ向けての練習てす。


さて、元日はどこかに初詣に行こうと思い、良いところはないかと色々調べましたが、結局鼻顔稲荷へ行くことに。
昨年は確か初詣に行ってなかったんじゃないか、一昨年は山家神社だったっけ?
毎年健康しか願うことがないですが、稲荷神社と同じ公園内にある天神社と天満宮をお参り。御札を買い、天照大神と地域の氏神の諏訪神社の御札を新しくしました。


【鼻顔稲荷】


【鳥居の並ぶ参道】

というわけで明日から仕事、ささやかながら新しい年を迎えることができました。  


2021年12月20日

クリスマス デ アマデウス

水道が凍結するほど寒い日曜日、軽井沢大賀ホールでおこなわれた、「軽井沢アマデウスバンド」のコンサートに行って来ました。
このコンサートにゲストとして、身内の所属する楽団「マンドリン合奏団"玄"」がゲストとして演奏するということで誘われました。
「プロのコンサートにアマチュアの一団体がゲスト?」とその身内には言いましたが、「アマデウス」のギタリスト尾尻さんとは多少縁もあるので、そんな関係からでしょう。
尾尻さんとは、僕たち「佐久古楽合奏団」も共演したことがあります。



【フライヤー裏表】

プログラムは3部構成で、「マンドリン合奏団"玄"」は1部で演奏。
シャルパンティエの「テ・デウム」よりプレリュード、
シベリウスの「アンダンテ・フェスティーヴォ」を「玄」メンバーで、

ヴィヴァルディの「調和の霊感」を「玄」に尾尻さんのバロック・ギター、ヴァイオリンの杉原さん、チェロの小野さんが加わって演奏。
このヴィヴァルディは、オリジナルとはまったく掛け離れた編成でしたが、擦弦楽器に撥弦楽器グループのマンドリン合奏という点で珍しく、音の違いが面白かったです。


【三つ折りのプログラム】

2部は、「軽井沢アマデウスバンド」の演奏で、ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」が演奏されました。
原曲は、バンドネオン、ヴァイオリン、ピアノ、コントラバス、エレキギターの五重奏。それをヴァイオリン、チェロ、フルアコで、これは尾尻さんの編曲で。


【開演前、チェンバロの調弦中】

3部は、ヴァイオリン、チェロがそれぞれギターの伴奏で、おなじみの曲が演奏されました。
そして最後に演奏されたのは、このコンサートのタイトルとなっている「クリスマス・デ・アマデウス」
この曲は尾尻さんの編曲で、モーツアルトの「アイネ・クラシネ・ナハト・ムジーク」をベースに、ピアノ・ソナタやらオペラの引用をしたクリスマス・ソングのメロディで、クリスマス色の強い楽しい楽曲でした。




【開演前のステージ】

アンコールに、「リベル・タンゴ」、「きよしこの夜」が演奏され終演。
楽しいコンサートでした。クリスマス・ソングを聴いたせいで、気分はクリスマス。ほんわかした気持ちで小雪の舞う軽井沢から帰途しました。