2017年10月31日
クラシック音楽入門〜古楽編〜の風景
先日野沢会館でおこなわれた、『クラシック音楽入門〜弦楽器ヴィオラダガンバによる古楽に親しもう〜』のステージ風景が、佐久古楽合奏団バスガンバ担当のS氏のフェイスブックに投稿されていましたので、借用しました。
こういった写真は演奏者自身では撮れないので貴重です。
最初の写真は、作曲者不詳のダフネを、
アルトリコーダー×2
テナーガンバ×1
バスガンバ×1
リュート×1
の編成で演奏しているところ。

【作曲者不詳/ダフネ】
二枚目の写真は、
尺八×1
リュート×1
で、某有名なアニメ作品のメインテーマを。
タイトルを書けないのは、佐久古楽合奏団のアレンジですが、著作権に引っ掛かるかなーと…。

【アニメタイトル】
尺八とリュートなんて奇抜な組み合わせですが、これが意外と合うのです。
佐久古楽合奏団のこの組み合わせのレパートリーとして、『望月小唄』や『小室節』があります。古楽器と和楽器なんてありえないかもしれませんが、戦国時代に天正遣欧少年使節とヨーロッパの関わりを考えると、なにか繋がりを感じるのです。
そういえば、古楽を演奏している『アントネッロ』が、天正遣欧使節の音楽[2017リマスター]というCDをリリースしています。ここには日本の民謡などが古楽と共に歌われていて、心に沁みるものがあります。
聴いていると古楽の歌唱と民謡の歌唱と区別が付かなくなってきます。
三枚目は、ガンバのホールコンソートなので写真からは曲が特定出来ず。

【?】
佐久古楽合奏団、次回のコンサートは11月23日です。
こういった写真は演奏者自身では撮れないので貴重です。
最初の写真は、作曲者不詳のダフネを、
アルトリコーダー×2
テナーガンバ×1
バスガンバ×1
リュート×1
の編成で演奏しているところ。

【作曲者不詳/ダフネ】
二枚目の写真は、
尺八×1
リュート×1
で、某有名なアニメ作品のメインテーマを。
タイトルを書けないのは、佐久古楽合奏団のアレンジですが、著作権に引っ掛かるかなーと…。

【アニメタイトル】
尺八とリュートなんて奇抜な組み合わせですが、これが意外と合うのです。
佐久古楽合奏団のこの組み合わせのレパートリーとして、『望月小唄』や『小室節』があります。古楽器と和楽器なんてありえないかもしれませんが、戦国時代に天正遣欧少年使節とヨーロッパの関わりを考えると、なにか繋がりを感じるのです。
そういえば、古楽を演奏している『アントネッロ』が、天正遣欧使節の音楽[2017リマスター]というCDをリリースしています。ここには日本の民謡などが古楽と共に歌われていて、心に沁みるものがあります。
聴いていると古楽の歌唱と民謡の歌唱と区別が付かなくなってきます。
三枚目は、ガンバのホールコンソートなので写真からは曲が特定出来ず。

【?】
佐久古楽合奏団、次回のコンサートは11月23日です。
2017年10月28日
クラシック音楽入門〜古楽編〜、無事終了
『クラシック音楽入門〜弦楽器ビオラ・ダ・ガンバ』による古楽に親しもう〜』と題した、野沢公民館市民ふれあい学級での演奏(講座)が無事終わりました。

【本日の講座のチラシ】
台風22号が迫る生憎の雨でしたが、それでも30〜40人のかたがたに古楽を楽しんで頂けました。
来場者の中には見知ったお顔も。おそらく以前ご一緒させて頂いた(参照)『コールのざわ』のみなさんだと思います。
一応講座ということなので、普段の佐久古楽合奏団の演奏よりもお話の時間を多く取りました。お話の部分ではなかなか思うように話せず、事前に整理しておけば良かったかなと反省しています。
今日は、昔職場が一緒だった友人のT氏が、自身の所属する合唱のグループの定演『上田グローリア合唱団 第62回定期演奏会』が来月に迫った中、わざわざ上田から駆けつけてくれました。
自分自身、合唱をしていたこともあり興味ある演奏会なのですが、佐久古楽合奏団の出演が11月23日にあり、直前の日曜日はその練習で行けなのは残念です。いつか機会があれば、と思っています。
アンコールのリュリの行進曲は太鼓を会場のどなたかにお願いするのですが、今日はなんとT氏に飛び入り参加して頂きました。
太鼓でしっかり音を出すのは難しいのですが、さすが合唱で感覚を鍛えているだけあって、しっかりと叩いてくれました。感謝です。
今回は、佐久古楽合奏団にとって初めての『講座』という形で、どうなることかと思っていましたが、野沢公民館館長の峯村様のサポートのお陰で無事終わらせることが出来ました。感謝と御礼申し上げます。

【本日の講座のチラシ】
台風22号が迫る生憎の雨でしたが、それでも30〜40人のかたがたに古楽を楽しんで頂けました。
来場者の中には見知ったお顔も。おそらく以前ご一緒させて頂いた(参照)『コールのざわ』のみなさんだと思います。
一応講座ということなので、普段の佐久古楽合奏団の演奏よりもお話の時間を多く取りました。お話の部分ではなかなか思うように話せず、事前に整理しておけば良かったかなと反省しています。
今日は、昔職場が一緒だった友人のT氏が、自身の所属する合唱のグループの定演『上田グローリア合唱団 第62回定期演奏会』が来月に迫った中、わざわざ上田から駆けつけてくれました。
自分自身、合唱をしていたこともあり興味ある演奏会なのですが、佐久古楽合奏団の出演が11月23日にあり、直前の日曜日はその練習で行けなのは残念です。いつか機会があれば、と思っています。
アンコールのリュリの行進曲は太鼓を会場のどなたかにお願いするのですが、今日はなんとT氏に飛び入り参加して頂きました。
太鼓でしっかり音を出すのは難しいのですが、さすが合唱で感覚を鍛えているだけあって、しっかりと叩いてくれました。感謝です。
今回は、佐久古楽合奏団にとって初めての『講座』という形で、どうなることかと思っていましたが、野沢公民館館長の峯村様のサポートのお陰で無事終わらせることが出来ました。感謝と御礼申し上げます。
2017年10月25日
小諸で発表会
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者小池香織さんの「小池香織Offical Website」によると、来月12日(日)に小諸市で「小池香織ヴィオラ・ダ・ガンバ門下生&長野県在住古楽器奏者による発表会」がおこなわれるようです。
会場は、小諸市の菱平にあるBibliopolyの音楽ホール『望嶽荘』です。
望嶽荘のWEB SITEをみていただくとわかりますが、高原の静かな森の中にあるホールには素晴らしい装飾の施されたフレミッシュチェンバロが常設されており、古楽にはうってつけの環境です。
ここのTさんから、佐久古楽合奏団は演奏のお誘いを受けているのですが、残念ながらまだ実現できていません。ぜひ実現させたいと思っています。
会場は、小諸市の菱平にあるBibliopolyの音楽ホール『望嶽荘』です。
望嶽荘のWEB SITEをみていただくとわかりますが、高原の静かな森の中にあるホールには素晴らしい装飾の施されたフレミッシュチェンバロが常設されており、古楽にはうってつけの環境です。
ここのTさんから、佐久古楽合奏団は演奏のお誘いを受けているのですが、残念ながらまだ実現できていません。ぜひ実現させたいと思っています。
2017年10月24日
ライブ録画「ギターと古楽の夕べ」から Dowland / Lachrimae
先日、真田図書館でおこなわれた「ギターと古楽の夕べ」からの演奏動画をひとつ。
曲は、ダウランドの「涙のパバーヌ(Lachrimae antiquae)」です。
『ラクリメ または7つの情熱的パヴァーヌの形式による曲集(Lachrimae, or Seven Tears figured in Seven Passionate Pavans, ... 1605)』とタイトルの付いた曲集の中の第一番目の曲です。
1. Lachrimae antiquae
2. Lachrimae antiquae novae
3. Lachrimae gementes
4. Lachrimae tristes
5. Lachrimae coactae
6. Lachrimae amantis
7. Lachrimae verae
8. Semper Dowland semper dolens
9. Sir Henry Umpton's Funeral
10. Mr. John Langton's Pavan
11. The King of Denmark's Galliard
12. The Earl of Essex Galliard
13. Sir John Souch his Galliard
14. Mr. Henry Noel his Galliard
15. Mr. Giles Hobies Galliard
16. Mr. Nicholas Gryffith his Galliard
17. Mr. Thomas Collier his Galliard
18. Captain Digorie Piper his Galliard
19. Mr. Bucton's Galliard
20. Mistress Nichols Almand
21. Mr. George Whitehead his Almand
このコンサートでは、この曲集から他に21番目の「Mr. George Whitehead his Almand」も演奏しました。
下に「涙のパバーヌ(Lachrimae antiquae)」の楽譜を掲示しておきます。
一枚目の楽譜は、カンタス(主旋律)・バス・クインタス(第5パート)、二枚目の楽譜は、アルト・テナー・リュートのパートが書かれています。


見辛いですが、よく見るとパートがそれぞれの方向から書かれていますが、なにも無理して一枚の楽譜に纏めようとして切り貼りしてこうなったわけではなく、こういう楽譜にしてあるのは意味があるのです。
それは、この楽譜ひとつをテーブルの上に置いとけば、奏者がひとつのテーブルを囲んで演奏できるからです。
よく考えられていますね。
佐久古楽合奏団は結成されて約1年のガンバコンソートで、投稿者も含め半年から1年のガンバ初心者も3名います。
ガンバコンソートをやっていると演奏してみたいと思う憧れのこの曲を、そんなメンバーで演奏するのは無謀とも言えますが…。
そんな佐久古楽合奏団ですが、演奏依頼が多く(珍しい楽器を演奏してるからだと思いますが)、次は28日(土)の野沢会館での「クラシック音楽入門(弦楽器ビオラダガンバによる古楽に親しもう)」です。
午後からの会場なので午前中はリハーサルになると思いますが、個人的にはこの日は仕事。お昼までに仕事を終わらせ、ぶっつけ本番となりそうです。
が、日頃練習を積んでいますから、良い演奏ができると思います。
曲は、ダウランドの「涙のパバーヌ(Lachrimae antiquae)」です。
『ラクリメ または7つの情熱的パヴァーヌの形式による曲集(Lachrimae, or Seven Tears figured in Seven Passionate Pavans, ... 1605)』とタイトルの付いた曲集の中の第一番目の曲です。
1. Lachrimae antiquae
2. Lachrimae antiquae novae
3. Lachrimae gementes
4. Lachrimae tristes
5. Lachrimae coactae
6. Lachrimae amantis
7. Lachrimae verae
8. Semper Dowland semper dolens
9. Sir Henry Umpton's Funeral
10. Mr. John Langton's Pavan
11. The King of Denmark's Galliard
12. The Earl of Essex Galliard
13. Sir John Souch his Galliard
14. Mr. Henry Noel his Galliard
15. Mr. Giles Hobies Galliard
16. Mr. Nicholas Gryffith his Galliard
17. Mr. Thomas Collier his Galliard
18. Captain Digorie Piper his Galliard
19. Mr. Bucton's Galliard
20. Mistress Nichols Almand
21. Mr. George Whitehead his Almand
このコンサートでは、この曲集から他に21番目の「Mr. George Whitehead his Almand」も演奏しました。
下に「涙のパバーヌ(Lachrimae antiquae)」の楽譜を掲示しておきます。
一枚目の楽譜は、カンタス(主旋律)・バス・クインタス(第5パート)、二枚目の楽譜は、アルト・テナー・リュートのパートが書かれています。


見辛いですが、よく見るとパートがそれぞれの方向から書かれていますが、なにも無理して一枚の楽譜に纏めようとして切り貼りしてこうなったわけではなく、こういう楽譜にしてあるのは意味があるのです。
それは、この楽譜ひとつをテーブルの上に置いとけば、奏者がひとつのテーブルを囲んで演奏できるからです。
よく考えられていますね。
佐久古楽合奏団は結成されて約1年のガンバコンソートで、投稿者も含め半年から1年のガンバ初心者も3名います。
ガンバコンソートをやっていると演奏してみたいと思う憧れのこの曲を、そんなメンバーで演奏するのは無謀とも言えますが…。
そんな佐久古楽合奏団ですが、演奏依頼が多く(珍しい楽器を演奏してるからだと思いますが)、次は28日(土)の野沢会館での「クラシック音楽入門(弦楽器ビオラダガンバによる古楽に親しもう)」です。
午後からの会場なので午前中はリハーサルになると思いますが、個人的にはこの日は仕事。お昼までに仕事を終わらせ、ぶっつけ本番となりそうです。
が、日頃練習を積んでいますから、良い演奏ができると思います。
2017年10月23日
リコーダー・アンサンブル『コンセール・ドゥ・ジュアン』コンサート
『ギターと古楽の夕べ』の前日、金曜日のこと。
仕事はなかなか忙しく、と言っても直接収入に結びつくわけではなく…。そんな状況だからこそ音楽で癒やされたい…まぁベタですが…、というわけで、知人、と言うほど知っているわけではないのですが、そのかたが立ち上げたリコーダー・アンサンブルの演奏会に行って来ました。

【当日のプログラム】
会場はサントミューゼの小ホール。小ホールと言っても席数は300。据え付けの座席でそれなりの規模です。

【ステージの様子】
前半の1曲目、プレトリウスの「雄鶏のダンス」でリコーダー合奏の美しさに惹き込まれました。ソプラノ、アルト、テナー、バス、それぞれ木管の柔らかい音色が見事に重なって、美しい響きを奏でていました。
会場のサントミューゼ小ホールは非常に音響が良いように思えました。
ダウランドの2曲、「今こそ別れ」、「彼女は私の過ちを許してくれるだろうか?」はリュートによる伴奏が付きました。演奏のTさんはこのリコーダーアンサンブルを立ち上げたかたで、リコーダーのほかにリュートとヴィオラ・ダ・ガンバを演奏されます。どの楽器も玄人はだし、非常に上手です。
リコーダーだけの演奏の中にリュートが入ると、そのリュートの音色がアクセントになって聴き心地も良いですね。自分も所属の『佐久古楽合奏団』ではリュートも弾いているので、リュートの音は気になります。

【リュートも】
ダウランドの「涙のパバーナヌ」は、翌日の『ギターと古楽の夕べ』というコンサートで、佐久古楽合奏団ではガンバ合奏で演奏するので、リコーダー合奏版は興味深く、また比較して聴いていました。
作曲者不詳の「ダフネ」は佐久古楽合奏団のレパートリーにもなっているので、やはり比較して聴いてしまいます。
この曲は、(恐らく)舞曲なので速い演奏の方が良いと思うのですが、佐久古楽合奏団ではゆっくりなテンポで演奏しています。コンセール・ドゥ・ジュアンの演奏もさらにゆっくりめなテンポでしたので、本来のテンポというのはあってないようなものなのかなと思いました。
前半で印象に残った曲は、スヴェーリンクの「わが青春は過ぎ去れぬ」で、曲も良いですが演奏も素晴らしかったです。
後半はバッハのお馴染みのコラールを数曲、フーガの技法からと小フーガト短調などが演奏されました。
前半冒頭の「鴎」という曲は、もともと合唱曲らしいのですが、朗読も入りとても良かったです。
仕事はなかなか忙しく、と言っても直接収入に結びつくわけではなく…。そんな状況だからこそ音楽で癒やされたい…まぁベタですが…、というわけで、知人、と言うほど知っているわけではないのですが、そのかたが立ち上げたリコーダー・アンサンブルの演奏会に行って来ました。

【当日のプログラム】
会場はサントミューゼの小ホール。小ホールと言っても席数は300。据え付けの座席でそれなりの規模です。
【ステージの様子】
前半の1曲目、プレトリウスの「雄鶏のダンス」でリコーダー合奏の美しさに惹き込まれました。ソプラノ、アルト、テナー、バス、それぞれ木管の柔らかい音色が見事に重なって、美しい響きを奏でていました。
会場のサントミューゼ小ホールは非常に音響が良いように思えました。
ダウランドの2曲、「今こそ別れ」、「彼女は私の過ちを許してくれるだろうか?」はリュートによる伴奏が付きました。演奏のTさんはこのリコーダーアンサンブルを立ち上げたかたで、リコーダーのほかにリュートとヴィオラ・ダ・ガンバを演奏されます。どの楽器も玄人はだし、非常に上手です。
リコーダーだけの演奏の中にリュートが入ると、そのリュートの音色がアクセントになって聴き心地も良いですね。自分も所属の『佐久古楽合奏団』ではリュートも弾いているので、リュートの音は気になります。
【リュートも】
ダウランドの「涙のパバーナヌ」は、翌日の『ギターと古楽の夕べ』というコンサートで、佐久古楽合奏団ではガンバ合奏で演奏するので、リコーダー合奏版は興味深く、また比較して聴いていました。
作曲者不詳の「ダフネ」は佐久古楽合奏団のレパートリーにもなっているので、やはり比較して聴いてしまいます。
この曲は、(恐らく)舞曲なので速い演奏の方が良いと思うのですが、佐久古楽合奏団ではゆっくりなテンポで演奏しています。コンセール・ドゥ・ジュアンの演奏もさらにゆっくりめなテンポでしたので、本来のテンポというのはあってないようなものなのかなと思いました。
前半で印象に残った曲は、スヴェーリンクの「わが青春は過ぎ去れぬ」で、曲も良いですが演奏も素晴らしかったです。
後半はバッハのお馴染みのコラールを数曲、フーガの技法からと小フーガト短調などが演奏されました。
前半冒頭の「鴎」という曲は、もともと合唱曲らしいのですが、朗読も入りとても良かったです。
2017年10月22日
『ギターと古楽の夕べ』 at 上田市立真田図書館
『ギターと古楽の夕べ』、が終わりました。
このコンサートはギタリストの尾尻雅弘さんを招き、上田市立真田図書館と信州国際音楽村が「信州国際音楽村開館30周年信州ルネッサンス2017」の企画として共同しておこなったものです。佐久古楽合奏団はその協力団体として演奏させて頂きました。

【会場の様子】
コンサートプログラムは休憩を挟んで、前半と後半の二部でおこなわれ、佐久古楽合奏団は一番最後に、尾尻さんのバロックギターと一緒に演奏しました。
尾尻さんは数種類のギターを持参。
まず最初にモダンギターで、武満徹の『12の歌』より「イエスタデー」と「オーバーザレインボー」ほかを。
19世紀ギターに持ち替えて、ジュリアーニの『ソナタ』より、ほか。
やはり19世紀のラコートのギターで、ソルの『モーツァルトの主題による変奏曲』など。
バロックギターでサンスの『カナリオス』など、というように、ギターも曲も変化にとんでいました。
ほかにヴィエラの演奏も。
というように、新しい音楽から古い音楽へと遡って行って、最後に古楽合奏の演奏となるわけです。
会場には約80名以上のかたがいらっしゃっていました。定員は70名ということでしたが、以前もここで演奏会をしたギタリスト尾尻さんと真田在住の楽器製作家石井さん登場ということで、注目度は高かったのではないかと思います。
さて、佐久古楽合奏団の演奏はというと…。とりあえず下に冒頭に演奏した『ダウランドのM.George Whitehead his Almand』をアップしておきます。
【M.George Whitehead his Almand】
図書館は吹き抜けで音が広がりやすく、それぞれの奏者の音が聴こえなくて、合わせるの苦労しました。半拍ほどズレた曲も…。
しかし、曲にバロックギターが入ったことで、曲がシマッた感じになってとてもよかったと思います。
佐久古楽合奏団、次回の出演予定は来週28日の『クラシック音楽入門「弦楽器ヴィオラ・ダ・ガンバによる古楽に親しもう」』です。
その次は、11月に入って23日に、望月歴史民俗歴史館で予定されています。
僕たちよりも上手なガンバコンソートが、なかなか演奏機会に恵まれないと聞きます。その点佐久古楽合奏団は色々なところから演奏の依頼を頂き幸せに思います。今年は9回の出演になりそうです。アマチュアの合奏団としては多く、仕事の合間の演奏活動は大変なものがありますが、これも依頼があるうちと感謝の気持ちでやっています。
このコンサートはギタリストの尾尻雅弘さんを招き、上田市立真田図書館と信州国際音楽村が「信州国際音楽村開館30周年信州ルネッサンス2017」の企画として共同しておこなったものです。佐久古楽合奏団はその協力団体として演奏させて頂きました。
【会場の様子】
コンサートプログラムは休憩を挟んで、前半と後半の二部でおこなわれ、佐久古楽合奏団は一番最後に、尾尻さんのバロックギターと一緒に演奏しました。
尾尻さんは数種類のギターを持参。
まず最初にモダンギターで、武満徹の『12の歌』より「イエスタデー」と「オーバーザレインボー」ほかを。
19世紀ギターに持ち替えて、ジュリアーニの『ソナタ』より、ほか。
やはり19世紀のラコートのギターで、ソルの『モーツァルトの主題による変奏曲』など。
バロックギターでサンスの『カナリオス』など、というように、ギターも曲も変化にとんでいました。
ほかにヴィエラの演奏も。
というように、新しい音楽から古い音楽へと遡って行って、最後に古楽合奏の演奏となるわけです。
会場には約80名以上のかたがいらっしゃっていました。定員は70名ということでしたが、以前もここで演奏会をしたギタリスト尾尻さんと真田在住の楽器製作家石井さん登場ということで、注目度は高かったのではないかと思います。
さて、佐久古楽合奏団の演奏はというと…。とりあえず下に冒頭に演奏した『ダウランドのM.George Whitehead his Almand』をアップしておきます。
【M.George Whitehead his Almand】
図書館は吹き抜けで音が広がりやすく、それぞれの奏者の音が聴こえなくて、合わせるの苦労しました。半拍ほどズレた曲も…。
しかし、曲にバロックギターが入ったことで、曲がシマッた感じになってとてもよかったと思います。
佐久古楽合奏団、次回の出演予定は来週28日の『クラシック音楽入門「弦楽器ヴィオラ・ダ・ガンバによる古楽に親しもう」』です。
その次は、11月に入って23日に、望月歴史民俗歴史館で予定されています。
僕たちよりも上手なガンバコンソートが、なかなか演奏機会に恵まれないと聞きます。その点佐久古楽合奏団は色々なところから演奏の依頼を頂き幸せに思います。今年は9回の出演になりそうです。アマチュアの合奏団としては多く、仕事の合間の演奏活動は大変なものがありますが、これも依頼があるうちと感謝の気持ちでやっています。
2017年10月21日
ギターと古楽の夕べ、本日です。
佐久古楽合奏団も一部演奏する、尾尻さんのコンサート、いよいよ今日となりました。
ギターと古楽の夕べ
個人的に、今日は仕事なのでなんとか15時までに上がらないと、17時からのリハーサルに間に合わないって状況なのですが…。非常に忙しいのですが、あくまでもアマチュアなので仕事は疎かにはできません。
今日の演奏はプロ奏者の尾尻さんと共演する曲もあるので、演奏を楽しみにしています。
ギターと古楽の夕べ
個人的に、今日は仕事なのでなんとか15時までに上がらないと、17時からのリハーサルに間に合わないって状況なのですが…。非常に忙しいのですが、あくまでもアマチュアなので仕事は疎かにはできません。
今日の演奏はプロ奏者の尾尻さんと共演する曲もあるので、演奏を楽しみにしています。
2017年10月15日
講座『クラシック音楽入門』の紹介記事(佐久市民新聞)
13日(金)付の「佐久市民新聞」に、再来週おこなわれる佐久古楽合奏団による『クラシック音楽入門』が紹介されました。
『クラシック音楽入門』となっていますが、クラシックの中でも『古楽』についての講座になっています。ヴィオラ・ダ・ガンバやリュートはモダン楽器のように日頃目にすることが少ない楽器です。講座といっても演奏が主となりますが、まずはその音色を楽しんでいただけたらと思います。

さて、本日の練習はその28日の曲と、来週に迫った上田市立真田図書館でおこなわれる『ギターと古楽の夕べ』で演奏する曲を練習しました。
佐久古楽合奏団は、後半にギタリストの尾尻雅弘さんのトーク&コンサートで尾尻さんのバロックギターと一緒に演奏します。
演奏曲目は、
J.Dowland / M.George Whitehead his Almand※
Lachrimae Antiquae
The King of Denmark's Galliard※
J.de Cabezon / Qui'en llamo partir, partir
J.B.Lully / Marche※
(※)が付いている曲は、尾尻さんのバロックギターと一緒に演奏します。
なお、「J.de Cabezon / Qui'en llamo partir, partir」は、リュートを含んだ曲に変更になるかもしれません。リュートは僕が演奏するわけですが、当初リュートの曲はなかったのでガンバだけ持って行けばよかったのですが、リュートの用意しなければなりません。楽器を2台持ち運ぶといのはなかなか面倒なのです。
コンサート終了後はおそらく打ち上げ。翌日は、28日の練習なわけですが…。
『クラシック音楽入門』となっていますが、クラシックの中でも『古楽』についての講座になっています。ヴィオラ・ダ・ガンバやリュートはモダン楽器のように日頃目にすることが少ない楽器です。講座といっても演奏が主となりますが、まずはその音色を楽しんでいただけたらと思います。

さて、本日の練習はその28日の曲と、来週に迫った上田市立真田図書館でおこなわれる『ギターと古楽の夕べ』で演奏する曲を練習しました。
佐久古楽合奏団は、後半にギタリストの尾尻雅弘さんのトーク&コンサートで尾尻さんのバロックギターと一緒に演奏します。
演奏曲目は、
J.Dowland / M.George Whitehead his Almand※
Lachrimae Antiquae
The King of Denmark's Galliard※
J.de Cabezon / Qui'en llamo partir, partir
J.B.Lully / Marche※
(※)が付いている曲は、尾尻さんのバロックギターと一緒に演奏します。
なお、「J.de Cabezon / Qui'en llamo partir, partir」は、リュートを含んだ曲に変更になるかもしれません。リュートは僕が演奏するわけですが、当初リュートの曲はなかったのでガンバだけ持って行けばよかったのですが、リュートの用意しなければなりません。楽器を2台持ち運ぶといのはなかなか面倒なのです。
コンサート終了後はおそらく打ち上げ。翌日は、28日の練習なわけですが…。
2017年10月07日
こもろ映画祭 2017
こもろ映画祭2017を観てきました。
佐久での仕事が17時20分に終わり、18時の開演に間に合わないかなと思いながらも、取り敢えず会場に行ってみようと駆けつけました。
会場には5分前に着きましたが、すでに200席ある席は満席。なんとか僅かばかりある席に座り込むことができました。
こもろ映画祭については、このリンク先 →こもろ映画祭 を参照して頂くとして。

【こもろ映画祭の三つ折りのリーフレット/表】

【こもろ映画祭の三つ折りのリーフレット/裏】
首都圏の五大学の五作品、約10〜15分程度の短編が上映されました。映像を研究する一般の大学生が、はたしてどんな作品を作っているんだろうと興味深く観ていましたが、どれも若い感性に溢れていて、齢50過ぎの自分の感性を超えるものもあり、後で理解しなければならないものも多かったのでしたが、なるほど、これが短編映画というものなのかと、始めて知りました。
特に印象に残ったのが、日本大学の作品で、投票で選ばれるグランプリには自分はこれに投票しましたが、モノクロとカラーの対比が主人公の心情にマッチしていて、小諸の風景も美しく映像化されていたと思います。やはりこの作品がグランプリでした。
投票の結果は先程のリンク先に発表されると思います。
こもろ映画祭は来年も開催されるとのこと。この映画祭で若い人たちが小諸に集まるのはとても良いことです。
社会の底辺で働く身の自分としては多くの寄付はできなかったのですが、募金箱に支援を僅かばかりてすが精一杯の気持ちとして、投入してきました。
200席は満席と先程記しましたが、実は会場に入りきれない人たちもいて、ホールの外に設えられた100席ほどのパブリックビューイングもほぼ満席でした。
取材も地元のケーブルテレビやNHKローカル局も入り、たくさんの市民の注目を集めた『こもろ映画祭』はまずまず成功といったところではないでしょうか。
来年も期待しています。
自分は佐久平地域の町興しにもなればと、佐久古楽合奏団で活動をしていますが、音楽のまち小諸で『こもろ古楽祭』なんてものもできたらいいなと思っています。
小諸には小諸高校に県内唯一の音楽科があります。卒業生は音楽の道に進むこともあるでしょうが、モダン楽器でというのも厳しいものがあると思います。だからと言ってピリオド楽器でも厳しいです。でも多くを守備範囲にしておけばチャンスも多くなると思います。
ぜひ、生徒たちにもモダン楽器だけでなく、ピリオド楽器にも興味を持ってもらえたらと、希望です。
佐久での仕事が17時20分に終わり、18時の開演に間に合わないかなと思いながらも、取り敢えず会場に行ってみようと駆けつけました。
会場には5分前に着きましたが、すでに200席ある席は満席。なんとか僅かばかりある席に座り込むことができました。
こもろ映画祭については、このリンク先 →こもろ映画祭 を参照して頂くとして。

【こもろ映画祭の三つ折りのリーフレット/表】

【こもろ映画祭の三つ折りのリーフレット/裏】
首都圏の五大学の五作品、約10〜15分程度の短編が上映されました。映像を研究する一般の大学生が、はたしてどんな作品を作っているんだろうと興味深く観ていましたが、どれも若い感性に溢れていて、齢50過ぎの自分の感性を超えるものもあり、後で理解しなければならないものも多かったのでしたが、なるほど、これが短編映画というものなのかと、始めて知りました。
特に印象に残ったのが、日本大学の作品で、投票で選ばれるグランプリには自分はこれに投票しましたが、モノクロとカラーの対比が主人公の心情にマッチしていて、小諸の風景も美しく映像化されていたと思います。やはりこの作品がグランプリでした。
投票の結果は先程のリンク先に発表されると思います。
こもろ映画祭は来年も開催されるとのこと。この映画祭で若い人たちが小諸に集まるのはとても良いことです。
社会の底辺で働く身の自分としては多くの寄付はできなかったのですが、募金箱に支援を僅かばかりてすが精一杯の気持ちとして、投入してきました。
200席は満席と先程記しましたが、実は会場に入りきれない人たちもいて、ホールの外に設えられた100席ほどのパブリックビューイングもほぼ満席でした。
取材も地元のケーブルテレビやNHKローカル局も入り、たくさんの市民の注目を集めた『こもろ映画祭』はまずまず成功といったところではないでしょうか。
来年も期待しています。
自分は佐久平地域の町興しにもなればと、佐久古楽合奏団で活動をしていますが、音楽のまち小諸で『こもろ古楽祭』なんてものもできたらいいなと思っています。
小諸には小諸高校に県内唯一の音楽科があります。卒業生は音楽の道に進むこともあるでしょうが、モダン楽器でというのも厳しいものがあると思います。だからと言ってピリオド楽器でも厳しいです。でも多くを守備範囲にしておけばチャンスも多くなると思います。
ぜひ、生徒たちにもモダン楽器だけでなく、ピリオド楽器にも興味を持ってもらえたらと、希望です。
2017年10月01日
Scarborough Fair(スカボロフェア)
日曜日、全員揃っての練習は今日が最後。以降本番まで誰かが都合で練習に出られない日があります。かく言う自分も、本番当日の練習も仕事で出来ず、ぶっつけ本番になります。
今日は21日の5曲と28日の曲を練習しました。その練習の中から、スカボロフェアの音源をアップします。
この『スカボロフェア』は、サイモン&ガーンファンクルがベトナム戦争批判として歌った曲ですが、元々は彼らのオリジナルではありません。
この曲が世に出たのは16~17世紀のバラッド集の中の「エルフェンナイト」に記載されたのが始まりです。
The English and Scottish Popular Ballads Francis James Child
【参考1】
多くの吟遊詩人達が伝え歩いていて、何十通りも歌詞があったそうで、サイモン&ガーンファンクルで有名になった編曲は19世紀末に生まれたものと言われています。
下はイギリスのバラッドが纏められたら書籍です。
The English and Scottish Popular Ballads Francis James Child
【amazonJPから】

【参考2】
【スカボロフェア】
いくつかバージョンのある中のひとつと、サイモンとガーファンクル版を演奏しています。
今日は21日の5曲と28日の曲を練習しました。その練習の中から、スカボロフェアの音源をアップします。
この『スカボロフェア』は、サイモン&ガーンファンクルがベトナム戦争批判として歌った曲ですが、元々は彼らのオリジナルではありません。
この曲が世に出たのは16~17世紀のバラッド集の中の「エルフェンナイト」に記載されたのが始まりです。
The English and Scottish Popular Ballads Francis James Child
【参考1】
多くの吟遊詩人達が伝え歩いていて、何十通りも歌詞があったそうで、サイモン&ガーンファンクルで有名になった編曲は19世紀末に生まれたものと言われています。
下はイギリスのバラッドが纏められたら書籍です。
The English and Scottish Popular Ballads Francis James Child
【amazonJPから】

【参考2】
【スカボロフェア】
いくつかバージョンのある中のひとつと、サイモンとガーファンクル版を演奏しています。