2019年12月28日

師走、3つのコンサートを終えて

いよいよ今年もあとわずかに。
個人的には年末年始なくカレンダー通りに働いています。
しかもインフルエンザ蔓延の影響で仕事が滞り、今年最後の土曜日(本来は土曜日休み)だというのに群馬県I市での仕事。
行き帰りの道中はドライブでも楽しもうといった気持ちで心を軽くしています。

浅科図書館でのクリスマスコンサートを無事に終え、後で聞くところによると好評だったようで、非常に嬉しく思っています。
12月は忙しい中で三つのクリスマスコンサートをおこなったわけですが、そんな忙しさの中でもメンバー全員が充足感に満ちていることでしょう。


【浅科図書館クリスマスコンサート】

コンサート終了後、おそらく初めてリュートを聴いたと思われる女性がボクのところに来て、
「リュート、綺麗な音なんですね、凄く良かったです」と言われて嬉しい気持ちになりましたが、演奏が良かったのではなく、演奏はどうでもリュートの音が良かったのだと後になって思ったわけですが、正直なところ演奏はミスも結構あったので、あのような演奏で良かったと言った頂いたのは、申し訳ない気持ちもありました。
良かったと言う言葉を素直に受け止められるように、自信を持った演奏を心掛けたいと思いました。

コンサートが終わったあと、佐久古楽合奏団のメンバーでちょっとしたクリスマス会をおこないました。
佐久古楽合奏団は年末に団員がひとり増え、総勢8名になりました。
12月のコンサートは団員のI氏が楽器の製作で忙しくお休みでしたが、クリスマス会には出てくれました。
その時に、氏の作った楽器を持って来てくれ披露されました。

それが下の写真です。


【I氏の新作】

左がアルペジォーネ、右かフィドル。

アルペジォーネは、この楽器の為に作曲された現存する曲がシューベルトのアルペジォーネ・ソナタしかないという、非常に珍しい楽器です。
調弦はクラシック・ギターと同じで、ギタリストなら弾けるだろうと思うところですが、弓の扱いで弾けないそうです。というわけで弓で弾く楽器です。

フィドルはヴァイオリンの前身のようですが、僕自身はあまり詳しくありません…。

あとケースがなくて持って来られなかった、リュート・アッテオルバートも作ったそうです。
リュートを弾く僕にとってはこちらの方が興味があります。

さて、年明け早々に佐久古楽合奏団は早速練習を予定しています。
3月9日の佐久の日のイベントととして、望月歴史民俗資料館での演奏を館から依頼があり、その為の練習です。
すでに曲決めに入っていて、僕自身は2曲用意してあります。  


2019年12月15日

ふたつのクリスマスコンサート

12月14日、ふたつのクリスマスコンサートをおこないました。

ひとつは佐久市立中央図書館で。
あとになって気づいたのですが、佐久市立図書館HPのトピックスで紹介(告知)されていました。

「2019佐久古楽合奏団X'masコンサート」

下に会場の様子を。


図書館のクリスマスイベントのお話会が終わったあとの演奏で、約一時間という長い時間になったわけですが、それにも関わらず行儀の良い子供たちが多かったように思います。
こういった子供向けイベントでの演奏は初めてでしたが、何とか無事に終えることができました。

そのあとはみんなで某ピザ店で昼食を済ませ、二つ目の演奏場所となるティノ様へ向かいました。


もうひとつのクリスマスコンサートはここ「パンと喫茶ティノ」様です。
10月に続き、ここでの二回目のコンサートになります。オーナーのW様は気さくでとても良い方で、再び依頼があったことを嬉しく思います。

演奏プログラムは、古くから歌われている賛美歌に古楽の演奏を挟み、クリスマスのポピュラーソングです。

この様子の一部がティノ様のフェイスブックにアップされています。


全曲演奏はこちらで。

J-B.Lully / Les folies d Espagne LWV48


次回は年内最後のコンサートになります。
場所は浅科図書館です。
中央図書館では一室での演奏でしたが、ここではオープンスペースでの演奏になります。

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2019佐久古楽合奏団クリスマスコンサート

12月21日(土) 14:00~14:30
浅科図書館 入場無料

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2019年12月14日

村治佳織ギターリサイタル

村治佳織さんのギターコンサートに行って来ました。
一昨年の軽井沢でのリサイタル以来です。


【会場入口ポスター】
「村治佳織ギターリサイタル in 東御市文化会館サンテラスホール」

仕事が締め日でかなり忙しかったのですが、何とか定時で終わらせることができ、正直なところ、明日は早朝のみの出勤を覚悟していましたが、無事聴きに行くことができて良かったです。

コンサートのテーマは「旅と映画」
各国別の音楽と映画音楽が演奏されました。
デビュー25周年を昨年迎え、26年目となる令和、ますます円熟味を増し、堂々とした大ベテランの風格でした。
そして、音が非常に綺麗。会場のサンテラスホールは約700人収容のホールなのですが、アンプラグドな生ギターの繊細な音が隅々まで行き渡っていました。

村治佳織さんのギターはたいへん表情豊かで、それがよく表れているのが「アルハンブラの思い出」でした。最近こんなに素晴らしいアルハンブラは聴いたことがありません。


【プログラム】

トレモロの美しさと言うと朴葵姫さんの演奏があげられます。
その朴葵姫さんのギターリサイタルは、12月21日に須坂であります。残念ながら、この日は佐久古楽合奏団の出演で行かれません。10月にも前橋であったのですが、これも練習で行かれませんでした。
演奏機会が多くあることは喜ばしいですが、最近は疲れ気味です…。

さて、14日は佐久古楽合奏団のクリスマスコンサートのダブルヘッダーです。

11時10分から、佐久中央図書館、
18時から、パンと喫茶ティノ様、

忙しい一日になりそうです。

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2019 佐久古楽合奏団 クリスマスコンサート

12月14日(土) 11:10〜11:40
佐久市立中央図書館 入場無料

12月14日(土) 18:00〜20:00
パンと喫茶ティノ 要予約
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