2017年08月22日

ダウランドを練習

日曜日は団員のS氏宅で、ダウランドの5声を2曲、

The King of Denmark's Gallard
M.George Whitehead his Almand

を練習しました。前回練習した、

Flow my tears

を含めて、次回の演奏会ではダウランドの曲を何曲かできたらと思います。

練習に集まれたのは3名でしたが、練習リミットの17時までの残りの1時間は音楽談義に花を咲かせ、充実した時間が過ごせました。

この時、先日の『森の100年コンサート』の写真が配られましたので載せておきます。


【トレブルガンバのIt氏、リュートは私、アルトガンバのIs氏、テナーガンバのK氏、バスガンバのS氏】

 
【合奏団の中で自分はアルトガンバとリュートを持ち替えています】

野外でのコンサートなので、リュートはマイクを付けました。全体の演奏でも多少アンプを通していました。
ガンバコンソートは人に聴かせる為でなく、内輪で楽しむことが多いのです。こういった野外で人に聴かせる、というのは想定されていません。
当時の出版されている楽譜を見ると、それぞれのパートが一枚に、それぞれの向きに五線譜が書かれています。これはテーブルを囲んで、この一枚の楽譜を覗き込んで演奏できるからです。

写真をみると、森の中でとても良い雰囲気ですが、湿気が多く調弦が大変です。
ガンバに張ってある弦はガット弦なので、湿気を帯びると伸びて音程が低くなります。それに切れやすくなります。
楽器自体の鳴りも悪くなります。
松脂もベタツキ、弓が引っ掛かり過ぎたりします。

S氏のフェイスブックで、森の100年コンサートの写真が紹介された時、それを見たガンバ奏者の上村かおりさんがコメントで、やはり湿気のことを気になさっているようでした。
楽器にとって湿気はあまりいい事はないようです。  


Posted by semc1600 at 19:31Comments(0)その他