長野マンドリンアンサンブル第44回定期演奏会を聴く

semc1600

2020年09月27日 08:41

朝は毎月一度の医者通い。
午後は、長野マンドリンアンサンブルの定期演奏会を聴きに行って来ました。この定演は今回で44回目。
毎年、須坂メセナホールと千曲市あんずボールの二回公演をおこなっています。しかし昨年の台風19号の被害であんずホールが使えなくなり、急遽上山田文化会館に変更され、今年もあんずホールではなく上山田文化会館で継続されてるようです。

今日の定演は須坂メセナホールでおこなわれました。10月18日(日)には先述の上山田文化会館でおこなわれるのですが、この日は行きたい軽井沢リゾートコンサートがあるので、自宅から遠いところの須坂の公演を選びました。


【会場のメセナホール】


【ホワイエ】
新型コロナ感染予防の為、入口ではひとりの担当者によって検温がおこなわれ、プログラムは手渡しではなく、机の上に並べてあるものを各々取り、スタッフは最小限で密を避けての入場でした。


【ホール内】





【プログラム】

プログラムは3部構成。

Ì部で演奏された、丸本大悟作曲の「星のしずく」は、大宇宙の広がりを感じさせる壮大な曲で、高音、もしかしてハーモニクスが星の煌めきを思わさえる印象に残る曲でした。
マンドリン・オーケストラの曲といえばイタリアのものが多く、それだけにとても良い曲が多いのですが、その多さに多少食傷気味で、たまにはそれ以外の曲も聴きたいところ、こうした日本人の作曲家によるマンドリン・オーケストラの曲は、日本人の作曲が多くなっている中、独特の曲調世界を作っているものが多くなっていて、こうした曲を取り上げてもらえるのは嬉しいです。

II部ではJ-POPの編曲作品と、僕の好きな作曲家のひとりである武藤理恵氏の「THE YAGIBUSHI」、編曲のうち二曲はその武藤氏の編曲でした。

III部では、武藤理恵作曲「風に祈る」
この曲は2011年3月11日の震災の鎮魂と復興の願いを込めて作られた曲で、翌年に発表されました。
ほかにベートーベンの「エグモント序曲」
これは好きな曲ですが、編曲も演奏もとても良かったです。

帰宅後はK家で食事会。それについてはのちほど。

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