アディショナルタイムのドラマ

semc1600

2021年11月15日 19:23

AC長野パルセイロレディースはサンフレッチェ広島レジーナをホームに迎えての一戦、未だホームでの勝利がないので、何とか初勝利をしてもらいたいと思うも、サンフレッチェ広島レジーナは新設されたチームとはいえ、元なでしこオリンピック代表選手もいる格上のチーム。厳しい戦いが予想されます。
前節のちふれ戦にパルセイロレディースは負けているので、応援で後押しをしたいと長野Uスタジアムに駆けつけました。


【長野Uスタジアム】

スタジアムに入りまずスターティングイレブンを確認。


【スターティングイレブン】

今日はゴール裏に席を取りましたが、スタジアムの東側とここは日射し眩しい。日の当たるところは初冬にも関わらず、半袖でいいくらいです。しかし15時くらいを過ぎると、タジアム西側の影になり、一気に肌寒くなってきます。





試合前半、トップの鈴木選手のシュート(残念ながらキーパー正面)や瀧澤千聖選手の1対1のシュート(残念ながらゴール枠外)もあり、システムが上手くいっているようでしたが、決めきれないまま後半へ。
途中、八坂選手が負傷の為、泊選手と交代。負傷の程度が気になります。

後半の早い時間、レジーナに難しいコースのシュートをゴールに決められ1点を失います。選手を3人入れ替えシステム変更。しかしなかなかゴールを決められないので、この1点はズシンと重い1点でした。
1点ビハインドのまま、時計の針は90分に。アディショナルタイムは3分です。ほぼ諦めかけていたんですが、選手たちは諦めてはいなかった。





アディショナルタイムすぐのレジーナのCKをしのぎ、ゴールキックから岡本選手、滝澤選手、川船選手と繋ぎ、川船選手から泊選手へ。泊選手が粘り相手のファールを誘い、良い位置からのFKを得ます。キッカーは五嶋選手。92分、これを確実に決め同点!場内は大歓声です。しかしドラマは終わっていませんでした。

レジーナのキックオフからのロングボールを五嶋選手がクリア。それを藤田選手がヘッディング、泊選手にボールが渡ります。走り込んでいた滝澤選手がパス位置を差し示すと、その位置に泊選手か正確なパスを出します(このパスが絶妙)。再びキーパーとの1対1の滝澤選手。前半と後半の同じ場面、シュートは枠外でしたが…、今度は見事、ボールはゴールに吸い込まれ逆転!
レジーナのキックオフからわずか18秒です。そして試合終了。アディショナルタイムの3分の大逆転でした。
サッカーはアディショナルタイムから、というのは多いですが(ドーハの悲劇とか)、まさかここで大逆転するとは!
こういうことがあるからサッカーは面白いです。
小諸までの約90分の車での道のりを重い気持ちで帰るつもりが気分は上々に。


【試合ハイライト】

帰宅してDAZNで試合を振り返る楽しみができました。アディショナルタイムの3分間は何度も見返してますが…。

さて、パルセイロレディースは理念推進日を挟みリーグの前半最終戦、12/4にホームで現在リーグ2位のマイナビ仙台との一戦です。
この日は佐久古楽合奏団の演奏(野沢公民館でクラシック音楽入門)があるので応援に行けません。残念ながらと言うべきか、どっちみち仕事なんですが…。

クラシック音楽入門は、午前中に仕事を終え、一旦帰って野沢公民館に向かわなければならないので、かなり忙しくなりそうです。本番前のみんなとの合わせ、練習はできそうもないので、とにかく個人練習をしっかりして望みたいと思います。

「クラシック音楽入門」の詳細は、
野沢公民館、12月の講座

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